まず保険でできる最適解を提案する歯科医院とは?江戸川区瑞江の田所歯科医院が大切にしている“誠実な治療方針”
- 田所歯科医院 院長
- 3 日前
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更新日:2 日前

歯科医院を選ぶとき、多くの方が気にするのが「治療費はいくらかかるのか?」という点です。特に近年は、インプラントや矯正治療、セラミック治療など、自費診療のメニューが増えたことで、「高額な治療をすすめられたらどうしよう」「本当に必要なのか判断できない」という不安の声を耳にすることが多くなりました。
歯科治療は専門性の高い分野であり、一般の方にとっては“違いが分かりにくい”上に、“治療判断をお任せするしかない”部分が大きいことも、患者さんの不安につながっています。
田所歯科医院では、こうした不安を少しでも減らし、安心して治療を受けていただくために、「まず保険診療の範囲でできる最適な治療法を提案する」という姿勢を創業以来ずっと大切にしてきました。これは単に費用を抑えるという意味ではなく、「本当に患者さんのためになる治療」を提供するために不可欠な考え方です。
■ なぜ“まず保険でできる治療”を提案するのか?
歯科医療の世界では、同じ症状でも複数の治療方法が存在することが一般的です。
例えば、虫歯治療ひとつをとっても、レジン充填、銀歯、セラミック修復、さらには根管治療を経てクラウンにするなど、様々な選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、見た目の美しさ、耐久性、保険適用の可否など、患者さん自身が判断基準を持つことが難しい場合が多いのです。
その中で私たちが大切にしているのは、「まず保険診療でどこまでできるかを最大限に考える」ということ。保険治療は、国が定めた基準のもと、多くの方にとって経済的負担を抑えつつ適切な治療が受けられるように設計されています。
もちろん、すべての症例において保険診療がベストとは限りませんが、長期的に見ても十分に効果のある治療が保険内で可能なケースは数多く存在します。
患者さんにとって大切なのは、「不要な負担をかけずに、しっかり噛めて、長く健康な口の状態を維持すること」。そのために、保険診療という選択肢は非常に優れた基本ラインなのです。
■ 自費治療を“否定しない”のも誠実な姿勢
ここで誤解してほしくないのは、私たちが自費治療を否定しているわけではないということです。
セラミック治療やインプラント、矯正治療などは、見た目の美しさや耐久性、快適性の面で大きなメリットがあり、患者さんの生活の質を向上させる素晴らしい治療です。
大切なのは、「保険・自費のどちらかを押しつけるのではなく、患者さんの希望や生活背景に合わせて、最適な治療計画を一緒に考えること」です。
田所歯科医院では、
・まず保険内で可能な最善の治療をご説明
・そのうえで、より良い選択肢として自費治療も提示
・メリットとデメリット、費用、治療期間を明確に伝える
・最終的な選択は患者さんに委ねる
というスタイルを徹底しています。
これは、“家族に受けさせたい治療だけを勧める”という、当院の一貫した姿勢でもあります。
■ 過度な自費治療をすすめないことが、長く通える歯科医院の条件
歯科医療において最も大切なのは、患者さんとの信頼関係です。歯科治療は一度で終わるものではなく、定期的なメンテナンスや生活習慣の改善を含め、長い時間をかけて健康を守っていくものだからです。
もし不必要な高額治療をすすめられたり、不信感を抱いたまま治療が進んでしまった場合、その後の関係が続かなくなってしまいます。
田所歯科医院が70年以上にわたり地域で愛され続けてきた背景には、患者さんの立場に立った“誠実な治療方針”があります。
“まず保険でできる最適解を提案する”という方針は、患者さんが安心して長く通える歯科医院であるために欠かせない柱なのです。
■ 治療の選択肢を丁寧に説明することの大切さ
治療方法を選ぶ際、患者さんが最も不安に感じるのは「説明不足」です。
何をされているのか分からない、なぜその治療が必要なのか分からない――こうした不透明さが、歯科医院に対する恐怖心を生み出します。
当院では、・口腔内写真・レントゲン画像・模型やイラスト・モニターを使った視覚的な説明などを通じて、できる限り“見て分かる説明”を心がけています。
また、治療前に治療計画を丁寧にお伝えし、患者さん自身が納得したうえで治療に進むようにしています。歯科医療は不安が大きいからこそ、説明の透明性は非常に重要です。
■ 「費用の心配がなく、安心して相談できる」そんな歯科医院を目指して
現代の歯科医療は高度化し、選択肢が増えたことで、かえって迷いや不安を生む場面が少なくありません。
だからこそ田所歯科医院は、創業当初から続く“誠実な診療姿勢”を今も大切にしています。
まず保険診療でできる最適解を提示し、患者さんが安心して治療を選べる環境を整える。
これは、医療機関として当たり前であるべきでありながら、実際にはできていない医院も多い部分です。
患者さんに寄り添い、人生に長く関わる“かかりつけ歯科医”として、これからも信頼される医院づくりを続けていきます。



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